2013年11月6日

帯広畜産大学原虫病研究センター 特任研究員の公募


 下記のとおり,帯広畜産大学原虫病研究センター 特任研究員の公募について掲載いたします。

  帯広畜産大学原虫病研究センター 特任研究員の公募 (PDF)

1.募集概要
  帯広畜産大学原虫病研究センターは,我が国の獣医・畜産系大学で唯一の原虫病国際研究拠点として,大学,関係省庁ならびに国際行政機関との研究連携により,人獣共通感染症 としての原虫病の制圧と,動物生産性の向上による蛋白質資源の確保に努め,人類の健康と福祉の向上に学術的に貢献しうる原虫病総合研究を行っています。
  この度,創造性豊かな若手研究者をセンタースタッフとして受け入れ,このような研究の推進を図ることを目的に,特任研究員の募集を行います。

2.研究テーマ
  • マラリア原虫,トキソプラズマ,クリプトスポリジウムの宿主細胞への感染・増殖の分子メカニズムの解明と抗原虫薬の開発
  • マラリア原虫,トキソプラズマ,ネオスポラ感染による神経疾患や流産を中心とした病態発症機構の解明とこれら原虫に対するワクチンの開発
  • アフリカトリパノソーマの細胞接着および発育時期特異的遺伝子発現調節機構に関する研究
  • マダニの発生工学技術の開発と発生工学による遺伝子の機能解析
  • トランスジェニック・マラリア原虫及びピロプラズマ原虫の作製と,それを応用した酸化ストレス応答・カルシウムシグナル研究
  • マラリア原虫宿主転換機構に関する分子遺伝学的解析
  • 犬バベシア感染症における溶血性貧血の分子機構の解明
  • 馬バベシア感染赤血球にみられる管状構造の機能解析
  主に上記の何れかの研究テーマを一つ選択して研究を行っていただきます。その他,クリプトスポリジウム症に対する地域貢献型研究プロジェクトと,原虫体外培養系を用いた抗原虫化合物のスクリーニングに関する産学共同型研究プロジェクトなどの業務の一部も担当していただきます。

3.応募資格
 博士の学位を有する者,又は取得予定者。原虫病研究の経験は問いません。外国籍の方は,事務連絡等に支障のない十分な日本語能力を必要とします。

4.募集人員
 1名

5.採用期間
 一年ごと契約更新,最長 3 年間

6.勤務形態
 国立大学法人非常勤職員

7.応募書類
 (1)履歴書,業績リスト(学会発表も含む),主要論文の別刷(3報以内)
 (2)これまでの研究内容の概要と今後の抱負(A4 で 1~2枚程度,希望研究テーマを明記)
 (3)照会可能な方 2 名の氏名・所属・連絡先(メールアドレス,電話番号など)

8.応募書類の受付期間
 12月20日(金)必着

9.選考方法
 書類選考と面接

10.書類提出・問い合わせ先
 〒080-8555  北海道帯広市稲田町西 2 線 13 番地
 帯広畜産大学原虫病研究センター長
 鈴木宏志教授
 Tel:0155-49-5640; Fax:0155-49-5643; E-mail:hisuzuki(at)obihiro.ac.jp
(2013/11/06)