2010年11月27日

第23回獣医臨床寄生虫学研究会のお知らせ


 下記のごとく第23回研究会を開催いたしますので、奮ってご参会くださいますようご案内いたします。
 (11/27 情報を更新しました。)

  日時: 平成22年12月11日(土)
  会場: 帝京科学大学 千住キャンパス 1309教室
      (JR常磐線・東武伊勢崎線・東京メトロ千代田線・つくばエクスプレス 北千住駅下車 徒歩15分)
       その他の交通アクセスはこちらをご覧ください。
  参加費: 大会参加費として1000円徴収いたします。学生の参加は無料です。当日会場にて受付。
  タイムテーブル: 12:00~13:30  役員会
             13:30~13:45  総会
             14:00~15:00,16:45~18:15  一般講演
             15:00~15:30  帝京科学大学新キャンパス 見学ツアー(希望者) 
             15:45~16:45  特別セミナー「魚類の寄生虫と食品への異物混入」

 演題申込希望の方は申込を11月20日(土)までに、講演要旨を同30日(火)までにvetsaeki(at)heart.ocn.ne.jpまでお送りください。
 一般講演中心の開催なので、皆様のご応募により研究会は活性化します。

  獣医臨床寄生虫学研究会 事務局 佐伯 英治
(2010/11/27)

2010年11月16日

第二回獣医寄生虫学奨励賞受賞者について


 獣医寄生虫学奨励賞選考委員長の推薦により、第二回獣医寄生虫学奨励賞を

  山岸潤也 氏
  麻田正仁 氏
  小林郷介 氏
  林田京子 氏
  白藤(梅宮)梨可 氏
  (受付順)

の5氏に授与することを決定いたしました。
 なお、第151回日本獣医学会学術集会 獣医寄生虫学会若手ゼミナール「フロンティアセミナー」2011年3月31日(木)午後4:00-6:00にて受賞講演、同日の総会 午後6:00-7:00にて授賞式の予定です。

  日本獣医寄生虫学会理事長
  松本 芳嗣
 (2010/11/16)

2010年10月26日

北海道大学大学院獣医学研究科・教員(准教授)の公募について


 北海道大学大学院獣医学研究科・動物疾病制御学講座・寄生虫学教室 准教授の公募案内が届いております。詳しくは下記の要項をご覧ください。 応募締切は平成22年12月3日(金)必着です。

  北海道大学・獣医寄生虫・准教授公募要項 (PDF形式)
(2010/10/26)

2010年10月5日

寄生虫学・寄生虫病学モデル・カリキュラムVer. 1の作成について


 わが国における理想的な獣医学教育のためには、 学生に具体的な到達目標を明示した詳細なカリキュラムの内容と教育手法、 すなわちモデル・カリキュラムを作成し明示することが不可欠であります。そこで、日本獣医寄生虫学会では、 教育委員会が中心となって獣医学教育における寄生虫学および寄生虫病学に関するモデル・カリキュラムを作成・整備し、 会員に提供することにしました。本モデル・カリキュラムVer.1では、講義単位数にとらわれず、教えたい内容を網羅し、 それぞれに詳細なキーワードを設定しました。状況に応じて、適宜、活用して頂きたいという考え方です。今後も、 バージョンアップしていく予定でおりますので、獣医寄生虫学会の会員の皆様におかれましては、 追加・修正・削除等につき建設的なご意見をいただけますよう、お願い申し上げます。
 連絡先:片倉 賢 kenkata(at)vetmed.hokudai.ac.jp

 獣医寄生虫学・寄生虫病学モデル・カリキュラムVer_1(PDF形式)

  2010年10月1日

  日本獣医寄生虫学会 教育委員会
   帯広畜産大学:猪熊 壽
   帯広畜産大学:横山直明
   北海道大学:片倉 賢(委員長)
   日本大学:野上貞雄(副委員長)
   京都大学:岡本宗裕
   山口大学:佐藤 宏
   宮崎大学:野中成晃
(2010/10/05)

2010年10月3日

寄生虫分類形態談話会第76回例会のご案内


 下記の日程で寄生虫分類形態談話会第76回例会を開催いたします。会員、非会員を問わず、 多くの皆様方のご参加をお待ちしております。皆様、お誘い合わせのうえご参加下さい。
  話題: What are X-cell?
  演者: Dr. Mark A. Freeman (東京大学大学院)
  日時: 2010年10月9日(土) 午後2時~4時
  会場: 東京大学農学部3号館2階220-4教室(水圏生物科学第一講議室) [地図]
  参加費: 無料
 X-cellはカレイ類やタラ類の腫瘍を構成する特異な細胞ですが、 この腫瘍はある種の原虫の寄生による宿主組織の異常繁殖であることが明らかになりました。 本病の概説とDr. Freemanによる数々の研究成果が紹介されます。なお今回の談話会は、 東京大学大学院の特別講義との同時開催となります。
  お問い合わせ:
  〒169-0073 東京都新宿区百人町3-23-1
  国立科学博物館分館 倉持利明
  Tel: 03-3364-7122
  E-mail: kuramoti(at)kahaku.go.jp 
(2010/10/03)

第23回世界獣医寄生虫学会議(WAAVP 23)のご案内


 第23回世界獣医寄生虫学会議(WAAVP 23)が、 2011年8月21~25日にアルゼンチン・ブエノスアイレスで開催されます。
 詳しくは下記のサイトをご覧ください。
 The World Association for the Advancement of Vet Parasitology Conference
 21-25 Aug 2011, Buenos Aires, Argentina
 http://www.waavp2011-argentina.com.ar/

 WAAVP(World Association for the Advancement of Veterinary Parasitology)
 http://www.waavp.org/
(2010/10/03)

2010年9月28日

2011年「獣医寄生虫学奨励賞」の募集について


 日本獣医寄生虫学会では、本学会所属の若手研究者の国際学会での発表を奨励するため 「獣医寄生虫学奨励賞」(奨励賞)を設けております。奨励賞は獣医寄生虫学の進歩に寄与する優れた成果を挙げ、 将来発展を期待し得る正会員および学生会員に授与いたします。 2011年には第23回世界獣医寄生虫学会議がアルゼンチンにおいて開催されます。 受賞者には賞状と副賞として同会議への参加費用に充当するための補助金を贈呈します。
  • 応募資格: 第23回世界獣医寄生虫学会議(WAAVP 23開催地: アルゼンチン・ブエノスアイレス  会期:2011年8月21~24日)で筆頭著者として発表を予定している2011年1月1日現在で満39歳を超えない日本獣医寄生虫学会会員 (学生会員を含む)の方。 
※学生会員の方は日本獣医寄生虫学会の学生会員として登録されている必要があります。会費は無料。登 録(入会)申し込み用紙は学会HP「入会案内」よりダウンロードできます。
  • 審査の方法: 提出書類の内容を対象として理事会で審査をおこないます。
  • 副賞: 受賞者がWAAVP 23で受賞内容を発表される場合には副賞として10万円を贈呈します。
  • 受賞講演: 受賞者には第151回日本獣医学会学術集会・日本獣医寄生虫学会セミナー企画 「フロンティアセミナー」2011年3月31日(予定)にて受賞講演をおこなっていただきます。
  • 奨励賞授与数:5名以内
希望者は発表の要旨(A4サイズ1枚)を以下ガイダンスに沿って作成して下さい。
  • 応募者氏名(単名で応募して下さい)、所属および生年月日を記載して下さい。
  • 要旨の概要は日本獣医学会学術集会要旨に準じますが字数の制限は設けません。
  • 図表・参考文献の挿入可。
  • 応募者が筆頭となる関連業績(投稿中も含む)があれば記載してください。
  • 応募者の発表予定研究課題への貢献度について、次から選んで記載してください。
(1.対象研究のPIである、2.研究全般に関与した、 3.研究の立案・計画に関与した、4.実験の 全て(大部分)をおこなった、5.実験の一部を担当した: 複数選択可です。)
  • WAAVP 23発表予定演題(これは後で変更可能)を付記してください。
要旨は2010年10月31日までにE-mailにて下記アドレスあてお送りください。奨励賞受賞者は2010年11月末日までに学会HP およびMLで発表します。受賞者には、追って広報委員会より「フロンティアセミナー」演題登録の方法についてもお知らせいたします。
 奨励賞授賞式は、第151回日本獣医学会学術集会での日本獣医寄生虫学会セミナー企画「フロンティアセミナー」 終了後におこなう予定です。
 要旨送付先: skawazu(at)obihiro.ac.jp と tsujin(at)affrc.go.jp の両者(必ずこの二つのアドレスに送付してください。)
 詳細については学会HP「規程・内規」の「獣医寄生虫学奨励賞選考内規」を参照してください。 (文書を開く際のキーワードはMLでお知らせしています。)
 これまでのご自分の研究を国際学会で世界に発信してみたいと希望される若手の方多数のご応募をお待ちしております。

 2010年9月25日
 日本獣医寄生虫学会広報委員会
(2010/09/28)

2010年9月24日

第150回日本獣医学会学術集会 日本獣医寄生虫学会の開催について


 第150回日本獣医学会学術集会は、 平成22年9月16日(木)~18日(土)に、帯広畜産大学を会場として開催され、 盛会のうちに全日程を終了いたしました。

  9/16~18 第150回日本獣医学会学術集会
  9/16 第150回記念講演・市民公開講座 18:30~ とかちプラザ(※シャトルバスにて送迎あり)
  9/17 第150回記念パーティー 17:30~ 帯畜大構内(ガーデンパーティー) 限定200名 会費5,000円
  9/18 ばんえい競馬レース観戦ツアー (バックヤードツアーは先着30名様まで)
  ※「講演要旨集」「ネームカード」は学会当日、事前登録者受付ブースにて配布いたします。

 日本獣医寄生虫学会については下記のとおりでした。

 1.日本獣医寄生虫学会:一般口演は9月17,18日の2日間。
    9月17日(金) 13:00~16:30
    9月18日(土) 9:00~11:00, 13:00~17:00
 2.評議員会・総会
    9月18日(土) 11:00~12:00
 3.理事会
    9月16日(木) 15:30~18:00

 最新の日程、抄録については大会ホームページにてご確認ください。
 プログラム・抄録は下記ページで入手できます。
 http://tech.obihiro.ac.jp/~jsvs150/program/index.html
(2010/09/24)

第56回日本寄生虫学会・日本衛生動物学会 北日本支部合同大会のご案内


 第56回支部合同大会を下記の要領で開催しますので、多数のご参加をお願い申し上げます。

  会期: 2010年10月2日(土)、3日(日)
  会場: 北海道大学獣医学研究科新講義棟(第1・第2会議室、講堂)
      〒060-0818 札幌市北区北18条西9丁目
  参加および演題申し込み: 2010年9月7日(火)必着

 詳しくは下記の案内、およびプログラム・講演要旨をご覧ください。

  2010年第56回北日本合同支部大会案内2PDF 形式Word 形式
  第56回北日本支部大会プログラム・講演要旨 (PDF形式)

  第56回日本寄生虫学会・日本衛生動物学会 北日本支部合同大会
  大会長 片倉 賢(北海道大学大学院獣医学研究科寄生虫学教室)
(2010/09/24)

2010年9月18日

平成22年度第2回日本獣医寄生虫学会評議員会・総会議事録


 日時:平成22年9月18日(土)11:00~12:00
 場所:帯広畜産大学 第3会場


2010年7月30日

東大・農学生命科学研究科・教員(助教)の公募について


 東京大学大学院農学生命科学研究科・応用動物科学専攻・応用免疫学分野の助教の公募案内が届いております。 詳しくは下記の公募要領をご覧ください。応募締切は平成22年8月31日(火)(必着)です。

  東大・農学生命科学研究科・教員(助教)の公募について(PDF形式)
(2010/07/30)

2010年6月28日

平成23年度「越智賞」の推薦依頼


 日本獣医学会より平成23年度「越智賞」の推薦依頼が分科会長宛届いております。
 受賞候補は、下記推薦様式を作成のうえ、7月25日までに分科会長あてお願いします。

  越智賞候補者推薦書(Word形式)

  日本獣医学会 寄生虫分科会長
  松本芳嗣
(2010/06/28)

2010年5月31日

板垣 博先生訃報


 元日本獣医学会寄生虫分科会長、また本学会名誉会員としてご指導頂いた元麻布大学・獣医学部教授、 板垣 博先生は平成22年5月29日(土)永眠されました。
 先生の我が国の獣医寄生虫学の教育者、研究者として遺された足跡を偲び、こころから哀悼の意を表したいと思います。
 尚、ご遺族より、通夜(6月2日)、告別式(6月3日)は近親者で執り行う予定ですので、献花等は辞退させていただく、 とのお申し出がありました。

  日本獣医寄生虫学会
  理事長、理事一同
(2010/05/31)

2010年4月18日

第22回獣医臨床寄生虫学研究会のお知らせ


 下記のごとく第22回研究会を開催いたしますので、多数ご参会くださいますようご案内いたします。

  日時: 平成22年6月5日(土)

  会場: 日本獣医生命科学大学 B212講義室 (JR中央線 武蔵境駅 徒歩2分)
  参加費: 大会参加費として1000円徴収させていただきます。学生の参加は無料です。
  タイムテーブル: 13:00~13:30 役員会
           13:30~13:45 総会
           14:00~17:00 一般講演 【休憩を挟む】

 皆様からの一般講演の演題を募集しております。どうぞふるってご応募をお願いいたします。
 講演のお申し込みは下記アドレスまで、演題名と筆頭演者をお知らせください。演題の申込は4月30日(金)までとします。
 講演要旨(様式自由)は、5月22日(土)までに下記アドレスへお送りください。

 講演申込および要旨送付アドレス: vetsaeki(at)heart.ocn.ne.jp

  獣医臨床寄生虫学研究会 事務局 佐伯 英治
  〒156-0051 東京都世田谷区宮坂2-14-2-203 (有)サエキベテリナリィ・サイエンス内
(2010/04/18)

2010年3月30日

第149回日本獣医学会学術集会「優秀ポスター賞」推薦演題について

日本獣医寄生虫学会会員の皆様
 第149回日本獣医学会学術集会「優秀ポスター賞」に以下の演題を推薦いたしましたので、お知らせいたします。
CP-12 神奈川県内で保護された野鳥における住血原虫保有状況および分子系統
 寺内宏光(日本大学・獣医学科)他
CP-21 越冬地の野生ツル集団におけるコクシジウム原虫の分子疫学的調査
 本間一(東北大学大学院・農学研究科)他
2010年3月29日
 日本獣医寄生虫学会
 理事長  松本 芳嗣
 (2010/03/30)

2010年3月29日

第149回日本獣医学会学術集会

第149回日本獣医学会学術集会 (平成22年3月26日(金)~28日(日)、日本獣医生命科学大学)は無事盛会のうちに終了いたしました。 多数のご参加、誠にありがとうございました。
 シンポジウム
  寄生虫1 「若手ゼミナール」 3月27日(土)15:00-17:00 第4会場
CYS-1 マラリア原虫独自酵素によるその巧妙なライフサイクルコントロール
○加藤健太郎 (東京大学 大学院農学生命科学研究科 獣医微生物学研究室)
CYS-2 単為生殖型肝蛭の起源は中国か?中国産肝蛭の形態およびDNA型からみた考察
○市川まどか1、彭毛2、柴原壽行3、板垣匡11岩手大学 農学部 獣医学科、2中国青海省 畜牧獣医科学院、3千葉科学大 比較動物薬学)
CYS-3 Trypanosoma congolense epimastigoteステージ特異的な新規表面蛋白質の同定と解析
○櫻井達也1、菅沼啓輔2、竹本知代2、島田亜希子2、河津信一郎2、杉本千尋3、井上昇21北海道大学 大学院獣医学研究科 寄生虫学教室、2帯広畜産大学 原虫病研究センター、 3北海道大学 人獣共通感染症リサーチセンター)
CYS-4 イヌにおける内臓型リーシュマニア症治療ワクチンの研究
○後藤康之1,2、Joelma Trigo3、Eduardo Netto4、Maria Nakatani2,4、Randy Howard2、Steve Reed21帯広畜産大学 原虫病研究センター、2Infectious Disease Research Institute、 3Canil Avançado em Monte Gordo de Pesquisa em Leishmanioses、4Universidade Federal da Bahia)
寄生虫2 「海の寄生虫学-Marine Parasitology-」 3月28日(日)09:30-12:30 第4会場
CS-1 ニハイチュウの生物学:分類・系統・生活史
○古屋秀隆(大阪大学大学院 理学研究科 生物科学専攻)
CS-2 寄生性カイアシ類の多様性、特にフグ類に寄生するウオジラミ類について
○大塚攻 (広島大学 大学院生物圏科学研究科)
CS-3 海産魚類養殖をおびやかす寄生虫病
○小川和夫 (東京大学大学院 農学生命科学研究科)
CS-4 日本産鯨類の寄生蠕虫類
○倉持利明 (国立科学博物館 動物研究部)
CS-5 わが国における海洋寄生虫学の現状と課題
○長澤和也 (広島大学 大学院生物圏科学研究科)
寄生虫ポスター発表 コアタイム 3月28日(日)12:30-13:30 B棟 4F 412~414講義室

  関連集会・会議等
   日本獣医寄生虫学会理事会 3月26日(金)16:00-18:00 C棟5階 第3会議室
   日本獣医寄生虫学会評議員会・総会 3月27日(土)17:00-18:00 第4会場
(2010/03/29)

2010年3月27日

平成22年度第1回日本獣医寄生虫学会評議員会・総会議事録


 日時:平成22年3月27日(土)17:00~18:00
 場所:日本獣医生命科学大学 第4会場(B棟4F 411教室)


2010年3月18日

第149回日本獣医学会学術集会「優秀ポスター賞」についてのお知らせ

第149回日本獣医学会事務局から、分科会あて「第149回日本獣医学会学術集会優秀ポスター賞」 の推薦依頼がありましたので、お知らせいたします。
 各分科会からの推薦演題数は、登録演題数に合わせて決められており、 寄生虫分科会については30題の登録演題から2題の優秀ポスター賞の推薦を依頼されております。
 優秀ポスター賞の表彰は大会長名でおこなわれ、受賞者には、賞状、筒および副賞1万円(学術集会負担) が贈呈されます。
 賞状および副賞は大会期間終了後、ご本人あてに郵送されます。
 受賞演題は会場にてリボンを付して公表されます。 また開催日ごとの受賞演題リストが受付横インフォメーションコーナーに掲示されます。
 以上が、149回日本獣医学会事務局からの連絡事項です。
 これを受けて、日本獣医寄生虫学会では、標記表彰の推薦のため、寄生虫分科会に登録された 30演題ポスターについて以下のように審査をおこない、2題の優秀ポスター賞を大会長に推薦したいと考えております。
 (1)審査は、理事長と渉外・広報委員長の2名でおこないます。
 (2)審査は、下記の審査項目を中心におこないます。
  1.新規性・独創性
  2.ロジック(目的から結論までの筋道が立っているか)
  3.表現力(わかりやすく伝える努力をしているか)
 (3)推薦演題は後日「日本獣医寄生虫学会HP」にて公表いたします。

  日本獣医寄生虫学会
  理事長 松本 芳嗣
(2010/03/18)

第149回日本獣医学会学術集会,第3回獣医学教育改革委員会ならびに第2回獣医学教育改革シンポジウム

  第149回日本獣医学会学術集会(平成22年春)において、下記のとおり、 第3回獣医学教育改革委員会ならびに第2回獣医学教育改革シンポジウムが開催されますので、お知らせいたします。
  日本獣医寄生虫学会 教育委員会 片倉 賢
【第3回 獣医学教育改革委員会】
 開催日:平成22年3月27日(土)15:00~16:00
  場所:第149回日本獣医学会学術集会第3会場(B棟3F 315教室)
  議題:1)獣医学教育コアカリキュラムについて  (尾崎 博、東京大学)
      2)獣医学教育eラーニングコンテンツについて  (伊藤茂男、北海道大学)
     3)獣医学全国共用試験について        (高井伸二、北里大学)
      4)平成22年度予算と事業計画について     (橋本善春、北海道大学)
     5)その他

【第2回 獣医学教育改革シンポジウム】
 開催日:平成22年3月28日(日)9:00~12:00
 場所:第149回日本獣医学会学術集会第3会場(B棟3F 315教室)

プログラム:【獣医学教育が目指すコアカリキュラムとeラーニングコンテンツ】
 特別講演「E-Learning in Germany and Europe - Current Status and Future Perspectives」 (40分)
  Prof. Dr. S. Reese, Faculty of Veterinary Medicine, University of Munich, Germany

 1)分野別獣医学コアカリキュラムの目指すもの        (各10分)
  ・「導入教育・基礎獣医学教育分野の目指すもの」  西原眞杉、東京大学
  ・「病態獣医学分野のコアカリ作成の現状」     片本 宏、宮崎大学
  ・「応用獣医学分野のコアカリキュラム」   田村 豊、酪農学園大学
  ・「臨床獣医学分野のコアカリキュラム」    佐藤れえ子、岩手大学

 2)eラーニングコンテンツ作成の試みとそれらが目指すもの  (各10分)
  ・「eラーニングが補完すべきものは何か?」 伊藤勝昭、宮崎大学
  ・「獣医放射線学」 稲波 修、北海道大学
  ・「獣医寄生虫学のeラーニングが目指すもの 片倉 賢、北海道大学

 3)獣医学全国共用試験の目指すもの         (各10分)
                            高井伸二、 北里大学
                            尾崎 博、東京大学

  ・獣医学全国共用試験の目指すもの-獣医学共用試験調査委員会
      高井伸二、浅井史敏、新井敏郎、大野耕一、鎌田 寛、北川 均、杉山 誠、山下和人
      (北里大、麻布大、日獣大、東大、日大、岐阜大、酪農大)

 4)総合討論  獣医学教育改善を目指して:
  「コアカリキュラム、eラーニングコンテンツ、および獣医学全国共用試験の役割と導入時に留意すべき点」
(2010/03/18)

2010年1月27日

北大と帯畜大が獣医学共同教育課程の実施準備に着手 -国内初の大学連名による学士(獣医学)の授与-

日本獣医寄生虫学会の皆様
 平成22年1月25日(月)北海道大学において、北海道大学と帯広畜産大学による獣医学共同教育課程の実施に向けた確認書が取り交わされ、プレスリリー スされました。
 会員の皆様へのご周知のため、お知らせ申し上げます。
  日本獣医寄生虫学会
  教育委員会 片倉 賢

 以下、北海道大学のHP http://www.hokudai.ac.jp/shinchaku.php?did=513 からの抜粋です。
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北大と帯畜大が獣医学共同教育課程の実施準備に着手
-国内初の大学連名による学士(獣医学)の授与-
 北海道大学と帯広畜産大学は、獣医学教育・獣医師に求められている社会的要請に対応した国際水準の教育を実践するため、 両大学共通の教育カリキュラムを編成し、卒業者には両大学長の連名による学位を授与する「獣医学共同教育課程」 の実施構想をとりまとめました。今後、平成24年4月の開始に向けて、具体の準備を進めていきます。
 1月25日(月)北海道大学において、同課程の実施に向けた確認書を取り交わし、共同記者会見を開催しました。
記者会見出席者:
 北海道大学
  総長 佐伯 浩、 理事・副学長 林 忠行、 獣医学部長 伊藤 茂男
 帯広畜産大学
  学長 長澤 秀行、 副学長 牧野 壮一、 畜産衛生学研究部門教授 倉園 久生

経緯:
 近年の食の安全に対する関心の高まり、飼育動物の疫病多様化、国境を越えた動物由来感染症への対応や農林水産物・ 食品の輸出入の拡大など防疫需要の増大に対応しうる国際性を備えた人材の養成は、獣医学教育の課題となっています。 獣医学教育を巡る世界の動向(国際獣疫事務局(OIE)の提言等)は、特にヒト及び動物の感染症制御、公衆衛生の充実、 動物の適正管理と福祉、食の安全安定供給を重視しており、世界共通の獣医学教育の確立が提起されています。
 このため、北海道大学と帯広畜産大学は、それぞれ有する優位な教育資源を結集して、 これまで一大学だけでは成しえなかった国際水準の獣医学教育課程を編成することについて検討をかさね、このたび、 「獣医学共同教育課程」の実施構想をとりまとめました。今後、平成24年4月の開始に向けて、 本構想に基づき具体の準備を進めていきます。
 教育課程の共同実施制度は、平成21年3月に施行された「大学設置基準等の一部を改正する省令」 (平成20年文部科学省令第35号)により、複数の大学が相互に教育研究資源を有効に活用する「共同教育課程」 の編成を可能とされたものです。大学院ではすでに実施されている例がありますが、共同で学士の学位を授与する取組としては、 先駆的なものです。
 なお、両大学は、平成22年度から平成27年度までの第二期中期目標・中期計画の案を文部科学大臣に提出するにあたり、 「獣医学教育を充実させるため共同教育課程を実施する」ことを掲げています。
共同教育課程の内容:
 この課程は、両大学が提供する共通の講義・演習・実習の科目を履修させ、 共通の人材育成目標のもとで国際的に通用する獣医師の養成を行い、卒業者には両大学長の連名による学位を授与するものです。 学生と教員は、必要に応じて両大学のキャンパスを往来し、また、インターネットによるテレビ講義・演習により授業が行われます。 学生の入学定員は、北海道大学獣医学部獣医学科40人と帯広畜産大学畜産学部獣医学課程は40人で、 入学試験はそれぞれの大学で実施することを計画しています。
共同教育課程の実施:
 平成24年4月の開始を予定しています。(学生募集は、平成23年度内)
(2010/01/27)

2010年1月12日

日本獣医寄生虫学会教育委員会発足のお知らせ

平成20年度に文部科学省に「獣医学教育の改善・充実に関する調査研究協力者会議」が設置されたのを契機に、 獣医学教育の「コアカリキュラム」の作成、複数の大学参画による「共同教育課程」の設置、 および国立獣医系大学による標準的基盤教育プログラムの「e-ラーニングコンテンツ」 の作成がほぼ同時平行して進められています。
 こうした状況下において、獣医寄生虫学会として、獣医寄生虫学の教育問題に関する情報を収集・提供し、 今後の獣医寄生虫学教育の方向性について議論・審議を行うことを目的として、日本獣医寄生虫学会教育委員会が設置されました (平成21年9月26日 日本獣医寄生虫学会評議員会・総会)。
 理事会で承認された(平成21年12月24日)委員は以下の通りです。
委員長:片倉 賢(副理事長、北海道大学)
副委員長:野上 貞雄(理事、日本大学)
委員:岡本 宗裕(鳥取大学)
委員:野中 成晃(宮崎大学)
委員:佐藤 宏(山口大学)
委員:猪熊 壽(帯広畜産大学)
今後、教育問題につきまして、委員会より発信させていただきますので、会員の皆様には、 忌憚のない建設的なご意見をたまわりますよう、よろしくお願い申し上げます。
  なお、下記ウェブサイトを適宜、ご参考下さい。

  国立獣医系大学による標準的な基盤教育プログラムの開発
  http://plaza.umin.ac.jp/~vetedu/index.html
  獣医学教育モデル・コア・カリキュラムに関する調査研究
  http://plaza.umin.ac.jp/~vetedu/cur/index.html
(2010/01/12)