2010年3月30日

第149回日本獣医学会学術集会「優秀ポスター賞」推薦演題について

日本獣医寄生虫学会会員の皆様
 第149回日本獣医学会学術集会「優秀ポスター賞」に以下の演題を推薦いたしましたので、お知らせいたします。
CP-12 神奈川県内で保護された野鳥における住血原虫保有状況および分子系統
 寺内宏光(日本大学・獣医学科)他
CP-21 越冬地の野生ツル集団におけるコクシジウム原虫の分子疫学的調査
 本間一(東北大学大学院・農学研究科)他
2010年3月29日
 日本獣医寄生虫学会
 理事長  松本 芳嗣
 (2010/03/30)

2010年3月29日

第149回日本獣医学会学術集会

第149回日本獣医学会学術集会 (平成22年3月26日(金)~28日(日)、日本獣医生命科学大学)は無事盛会のうちに終了いたしました。 多数のご参加、誠にありがとうございました。
 シンポジウム
  寄生虫1 「若手ゼミナール」 3月27日(土)15:00-17:00 第4会場
CYS-1 マラリア原虫独自酵素によるその巧妙なライフサイクルコントロール
○加藤健太郎 (東京大学 大学院農学生命科学研究科 獣医微生物学研究室)
CYS-2 単為生殖型肝蛭の起源は中国か?中国産肝蛭の形態およびDNA型からみた考察
○市川まどか1、彭毛2、柴原壽行3、板垣匡11岩手大学 農学部 獣医学科、2中国青海省 畜牧獣医科学院、3千葉科学大 比較動物薬学)
CYS-3 Trypanosoma congolense epimastigoteステージ特異的な新規表面蛋白質の同定と解析
○櫻井達也1、菅沼啓輔2、竹本知代2、島田亜希子2、河津信一郎2、杉本千尋3、井上昇21北海道大学 大学院獣医学研究科 寄生虫学教室、2帯広畜産大学 原虫病研究センター、 3北海道大学 人獣共通感染症リサーチセンター)
CYS-4 イヌにおける内臓型リーシュマニア症治療ワクチンの研究
○後藤康之1,2、Joelma Trigo3、Eduardo Netto4、Maria Nakatani2,4、Randy Howard2、Steve Reed21帯広畜産大学 原虫病研究センター、2Infectious Disease Research Institute、 3Canil Avançado em Monte Gordo de Pesquisa em Leishmanioses、4Universidade Federal da Bahia)
寄生虫2 「海の寄生虫学-Marine Parasitology-」 3月28日(日)09:30-12:30 第4会場
CS-1 ニハイチュウの生物学:分類・系統・生活史
○古屋秀隆(大阪大学大学院 理学研究科 生物科学専攻)
CS-2 寄生性カイアシ類の多様性、特にフグ類に寄生するウオジラミ類について
○大塚攻 (広島大学 大学院生物圏科学研究科)
CS-3 海産魚類養殖をおびやかす寄生虫病
○小川和夫 (東京大学大学院 農学生命科学研究科)
CS-4 日本産鯨類の寄生蠕虫類
○倉持利明 (国立科学博物館 動物研究部)
CS-5 わが国における海洋寄生虫学の現状と課題
○長澤和也 (広島大学 大学院生物圏科学研究科)
寄生虫ポスター発表 コアタイム 3月28日(日)12:30-13:30 B棟 4F 412~414講義室

  関連集会・会議等
   日本獣医寄生虫学会理事会 3月26日(金)16:00-18:00 C棟5階 第3会議室
   日本獣医寄生虫学会評議員会・総会 3月27日(土)17:00-18:00 第4会場
(2010/03/29)

2010年3月27日

平成22年度第1回日本獣医寄生虫学会評議員会・総会議事録


 日時:平成22年3月27日(土)17:00~18:00
 場所:日本獣医生命科学大学 第4会場(B棟4F 411教室)


2010年3月18日

第149回日本獣医学会学術集会「優秀ポスター賞」についてのお知らせ

第149回日本獣医学会事務局から、分科会あて「第149回日本獣医学会学術集会優秀ポスター賞」 の推薦依頼がありましたので、お知らせいたします。
 各分科会からの推薦演題数は、登録演題数に合わせて決められており、 寄生虫分科会については30題の登録演題から2題の優秀ポスター賞の推薦を依頼されております。
 優秀ポスター賞の表彰は大会長名でおこなわれ、受賞者には、賞状、筒および副賞1万円(学術集会負担) が贈呈されます。
 賞状および副賞は大会期間終了後、ご本人あてに郵送されます。
 受賞演題は会場にてリボンを付して公表されます。 また開催日ごとの受賞演題リストが受付横インフォメーションコーナーに掲示されます。
 以上が、149回日本獣医学会事務局からの連絡事項です。
 これを受けて、日本獣医寄生虫学会では、標記表彰の推薦のため、寄生虫分科会に登録された 30演題ポスターについて以下のように審査をおこない、2題の優秀ポスター賞を大会長に推薦したいと考えております。
 (1)審査は、理事長と渉外・広報委員長の2名でおこないます。
 (2)審査は、下記の審査項目を中心におこないます。
  1.新規性・独創性
  2.ロジック(目的から結論までの筋道が立っているか)
  3.表現力(わかりやすく伝える努力をしているか)
 (3)推薦演題は後日「日本獣医寄生虫学会HP」にて公表いたします。

  日本獣医寄生虫学会
  理事長 松本 芳嗣
(2010/03/18)

第149回日本獣医学会学術集会,第3回獣医学教育改革委員会ならびに第2回獣医学教育改革シンポジウム

  第149回日本獣医学会学術集会(平成22年春)において、下記のとおり、 第3回獣医学教育改革委員会ならびに第2回獣医学教育改革シンポジウムが開催されますので、お知らせいたします。
  日本獣医寄生虫学会 教育委員会 片倉 賢
【第3回 獣医学教育改革委員会】
 開催日:平成22年3月27日(土)15:00~16:00
  場所:第149回日本獣医学会学術集会第3会場(B棟3F 315教室)
  議題:1)獣医学教育コアカリキュラムについて  (尾崎 博、東京大学)
      2)獣医学教育eラーニングコンテンツについて  (伊藤茂男、北海道大学)
     3)獣医学全国共用試験について        (高井伸二、北里大学)
      4)平成22年度予算と事業計画について     (橋本善春、北海道大学)
     5)その他

【第2回 獣医学教育改革シンポジウム】
 開催日:平成22年3月28日(日)9:00~12:00
 場所:第149回日本獣医学会学術集会第3会場(B棟3F 315教室)

プログラム:【獣医学教育が目指すコアカリキュラムとeラーニングコンテンツ】
 特別講演「E-Learning in Germany and Europe - Current Status and Future Perspectives」 (40分)
  Prof. Dr. S. Reese, Faculty of Veterinary Medicine, University of Munich, Germany

 1)分野別獣医学コアカリキュラムの目指すもの        (各10分)
  ・「導入教育・基礎獣医学教育分野の目指すもの」  西原眞杉、東京大学
  ・「病態獣医学分野のコアカリ作成の現状」     片本 宏、宮崎大学
  ・「応用獣医学分野のコアカリキュラム」   田村 豊、酪農学園大学
  ・「臨床獣医学分野のコアカリキュラム」    佐藤れえ子、岩手大学

 2)eラーニングコンテンツ作成の試みとそれらが目指すもの  (各10分)
  ・「eラーニングが補完すべきものは何か?」 伊藤勝昭、宮崎大学
  ・「獣医放射線学」 稲波 修、北海道大学
  ・「獣医寄生虫学のeラーニングが目指すもの 片倉 賢、北海道大学

 3)獣医学全国共用試験の目指すもの         (各10分)
                            高井伸二、 北里大学
                            尾崎 博、東京大学

  ・獣医学全国共用試験の目指すもの-獣医学共用試験調査委員会
      高井伸二、浅井史敏、新井敏郎、大野耕一、鎌田 寛、北川 均、杉山 誠、山下和人
      (北里大、麻布大、日獣大、東大、日大、岐阜大、酪農大)

 4)総合討論  獣医学教育改善を目指して:
  「コアカリキュラム、eラーニングコンテンツ、および獣医学全国共用試験の役割と導入時に留意すべき点」
(2010/03/18)