2013年3月28日
平成25年度第1回日本獣医寄生虫学会評議員会・総会議事録
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日時:平成25年3月28日(木)18:00~19:00
場所:東京大学駒場キャンパス 13号館3階 第4会場
報告事項:
1.庶務関係について(庶務担当理事 河津)
平成24年第2回理事会議事録、平成24年第2回総会議事録について報告と説明があった。また、平成24年1月1日~12月31日までの会計報告と会員動向についての報告と説明があった。
2.日本獣医学会関連事項
1)日本獣医学会理事会報告(日本獣医学会理事 猪熊)
猪熊理事提出の日本獣医学会理事会議事内容について、河津理事より説明があった。
2)日本獣医学会分科会長報告(理事長 板垣)
28日に開催された分科会長会議事内容について、以下の通り報告があった。
①日本獣医学会の公益社団法人移行後の分科会の在り方が議題として取り上げられた。
②第157回日本獣医学会学術集会開催に向けての企画アンケート依頼があった。
3)日本獣医学会集会企画委員報告(渉外・広報担当理事 磯部、辻)
委員会開催前につき報告事項は無かった。また、前評議員会・総会において未報告事項である、今回開催の第155回日本獣医学会学術集会のプログラム企画について経過報告があった。
4)日本獣医学雑誌編集委員報告(日本獣医学雑誌編集委員 中井、板垣)
27日に開催された日本獣医学雑誌編集委員会議事内容について以下の報告があった。
①73巻(2011年)および74巻(2012年)については投稿数が少なかったが、75巻(2013年)に関しては、投稿数が増加傾向である旨、報告があった。
②優秀論文賞を設ける予定であり、審議中である旨、説明があった。
③雑誌の印刷物(紙媒体)配布について、継続審議中である。
④プレナリーセッションの在り方について審議中である。また、今井先生より日本獣医学会理事会においても審議中である旨、報告があった。
3.編集関係について(編集担当理事 佐藤)
1)獣医寄生虫学会会誌11巻の刊行について
獣医寄生虫学会誌11巻の刊行状況について報告があった。1号には、総説2報ならびに第153回日本獣医学会学術集会(日本獣医寄生虫学会)プロシーディング、2号には原著論文1報、総説4報、解説1報、学会参加記1報が掲載された。
4.渉外・広報関係について(磯部、辻)
1)第156回日本獣医学会学術集会・日本獣医寄生虫学会{岐阜大学 平成25年9月20日~22日}
詳細なスケジュールは未定であるが、これまでの秋開催の学術集会と同様、一般講演等を予定している旨、報告があった。
2)第157回日本獣医学会学術集会・日本獣医寄生虫学会{北海道大学 平成26年 9月9~12日}
詳細なスケジュールは未定である旨、報告があった。
3)第4回獣医寄生虫奨励賞の募集結果について
平成24年9月24日~11月16日の応募期間内に6名の応募があり、審査基準に則り5段階評価を行い、平均点4を超えた4名(東大・杉 達紀、帯畜大・Thillaiampalam Sivakumar、帯畜大・菅沼啓輔、帯畜大・Jose Ma. Moncada Angeles)を受賞者に決定した旨、報告があった。副賞については、1人当たり12万5千円を授与する。
4)第4回獣医寄生虫奨励賞表彰式
第4回獣医寄生虫奨励賞受賞者への表彰式が執り行われた。
5.教育問題について(教育委員会担当理事 堀井・野中)
1)寄生虫学・寄生虫病学モデルカリキュラムの学会HP掲載
前教育委員会によるモデルカリキュラムver. 1の改訂案をver. 2として作成し、平成25年1月22日にホームページに掲載した旨、報告があった。
2)寄生虫病学共通テキストの進捗状況
①寄生虫病学共通テキスト作成方針案について、MLを利用し、学会員から意見を募った。作成方針に関しては意見が無かったため、共通テキスト作成に関してはこれまでの方針通り進行する旨、説明があった。また、掲載内容の改善に関する提案をいただいたため、今後編集委員会において協議する予定である。
②共通テキストの第一稿については、ほとんど入稿済みである。
③平成25年7~8月までにテキスト掲載内容の修正(表現の統一等)を行い、最終稿の作成を経て、年内に印刷を行う予定である。
④共通テキストに掲載する写真について、学会員への協力要請があった。
⑤他科目の進捗状況について、全科目で共通テキスト作成が進行中であり、平成25年12月までにほとんどの科目において第一稿入稿予定である旨、説明があった。
審議事項
1.平成24年度決算、事業報告及び25年度予算案、事業計画の承認(板垣・河津)
平成24年度決算、事業報告及び平成25年度予算案について説明があり、審議・承認された。
2.日本獣医寄生虫学会会則の改訂について(板垣・河津)
公益社団法人日本獣医学会定款施行細則に則り、日本獣医寄生虫学会を獣医学会所属研究団体として位置付ける方向である旨、説明があった。また、それに伴う日本獣医寄生虫学会会則および内規の改訂について、審議・承認された。
3.常任理事選出規程の改訂について (板垣・河津)
日本獣医寄生虫学会常任理事選出規程の改訂について説明があり、審議・承認された。
4.次期理事選挙のスケジュールについて(板垣・河津)
現理事会の任期を平成26年9月までとし、新理事会の任期を平成26年10月~平成29年9月とする旨、承認された。
5.JSTからの会誌データベース採録依頼について(佐藤)
日本獣医寄生虫学会誌のデータベース登録について、今後採録予定である旨説明があり、承認された。なお、データベースにはプロシーディングのタイトルおよび著者名が登録される。また、学会誌のプロシーディングの在り方について今後も継続審議を行い、学会員より本案についての意見を徴収したい旨、要望が あった。
6.第157回日本獣医学会学術集会(北海道大学)企画アンケートについて(磯部、辻)
第157回日本獣医学会学術集会の企画案を協議中である旨、報告があった。平成26年度より学術集会の開催が年一回になるため、企画案について学会員からアンケートによる意見徴収を行いたい旨要請があった。
7.名誉会員の推薦(板垣)
今井壯一先生(日本獣医生命科学大学)を名誉会員に推薦したい旨、説明があり、承認された。
その他
1.次期JVMS編集委員の選出に関する申し合わせについて(板垣)
JVMS編集委員の選出に関する申し合わせ(案)について説明があり、理事会において河津理事、辻理事が次期JVMS編集委員に推薦された旨、報告があった。また、現編集委員である中井先生(東北大学)の後任を辻理事が担当し、板垣理事長と河津理事は1年後に交代する旨説明があり、承認された。