日時: 2019年3月14日(木)15:30〜18:00
場所:
長崎大学坂本キャンパス
欠席者:浅川・池・河津・玄・佐藤・野中・横山
確認事項:
1. 2018-2019年度 第1回理事会(於:つくば)議事録の確認をおこない、異議なく承認された。
2.2018-2019年度 総会(於:つくば)議事録の確認をおこない、異議なく承認された。
報告事項:
1.庶務担当理事(松本)から2018年8月1日~2019年2月末日までの会員動向と会費納入状況につい て報告および説明があった。前年度に比べ会員数が205名から191名減少したこと、一方で会費の納入率が前年度の同時期に比べて約5%上昇したことが報告された。また、会費未納の会員へは4月に再度通知することが報告された。
2.日本獣医学会集会企画委員(佐藤・西川)から第162回日本獣医学会学術集会 寄生虫分科会の開催日程と会場は現在協議中であることが報告された。司宰機関である動衛研の担当者(畠間真一先生)とはすでにメールにてやり取りがあることが報告された。
3. 学会誌編集関係について編集担当理事(巖城)より以下の報告があった。
1)日本獣医寄生虫学会会誌17巻1・2号の刊行について
2)18巻1号の発刊について(2019年6月を予定)
3)理事メンバーの任期期間内における寄稿への協力について
4.
モデル・コア・カリキュラムについて
1)獣医学教育モデル・コア・カリキュラムの獣医寄生虫病学について、主担当者を池、副担当者を野中とし、全国獣医系大学の先生方の意見を伺い、改訂を進めていくことが教育委員会担当理事(池・野中)より報告された。
2)モデル・コア・カリキュラム準拠寄生虫病学教科書改訂について、出版元から2020年3月か2021年3月のどちらかの出版時期になること、またこの出版時期によって改訂内容が変わることが報告された。改訂内容は以下の2通りである。
① 2020年4月に向けて:現行の教科書の修正(マイナーチェンジ)のみで対応
② 2021年4月に向けて:アトラス的要素の強い教科書の方向で改訂(メジャーチェンジ)
①は増刷に対応するためで、2019年9月頃まで改訂作業を終える予定。また、②に関しては、コアカリの改訂の進捗状況にもよるが、2019年9月以降に改訂作業を開始する予定であることが報告された。
審議事項:
1.事業報告及び決算報告について(松本)
1)2018‐2019年度日本獣医寄生虫学会 事業報告および決算報告について経過説明があった。
2)2018‐2019年度日本獣医学会・寄生虫分科会 事業報告および決算報告について経過説明があった。
2.事業計画及び予算について(松本)
1)2019‐2020年度日本獣医寄生虫学会 事業計画および予算について経過説明があった。
2)2019‐2020年度日本獣医学会・寄生虫分科会 事業計画および予算について経過説明があった。
3. 第162回日本獣医学会学術集会 寄生虫分科会シンポジウムおよび若手ゼミナールの開催について日本獣医学会集会企画委員(佐藤・西川)から説明とその確認があった。シンポジウムに関しては、海外から2名、日本からは3名の研究者を招聘予定。日本獣医学会への予算申請期日(例年5月初旬頃)までに、海外からの講演者の人数を確定することが確認された。
4. 第10回日本獣医寄生虫学奨励賞に関して、現在選考中であることが日本獣医学会集会企画委員(佐藤・西川)から報告された。
5. 文永堂から出版されている「獣医寄生虫検査マニュアル」の改訂について審議がおこなわれた。
1)審議内容:現在、獣医臨床寄生虫学研究会
監修(編集 浅川・池)のもと、「コアカリ獣医寄生虫病学実習」の出版が進められている。しかし、“コアカリ”をタイトルに入れたいのであれば、監修は「獣医学教育モデル・コア・カリキュラム準拠
寄生虫病学」(緑書房)を監修した日本獣医寄生虫学会に変更する必要がある。そこで、正式に「日本獣医寄生虫学会
監修」として問題がないか。
2)理事会意見要旨:監修を日本獣医寄生虫学会に変更する場合、一旦文永堂との契約を白紙に戻し、企画・進行を最初からやり直す必要性がある。獣医臨床寄生虫学研究会
監修として出版するのであれば、“コアカリ”とタイトルにつけることはできない。いずれにしても両編集者と出版担当者との話合いの場をもうけ、準備作業を進める必要がある。
6.その他:
1)日本獣医学会から新評議員候補者の推薦のお願いがあったことが報告された。
2)会計監事の松林誠先生は2018年の秋で任期が終了していたため、次回理事会時に後任を選出することが説明された。もう一名の監事である吉田彩子先生の任期は2019年の秋までの任期なので、次の総会までは吉田先生1名とすることが確認された。
その他:
1. WAAVP日本開催誘致について、千葉国際コンベンションビューローから学会事務局へ説明があったことが報告された。
2. 2019‐2020年度 第1回理事会を2019年9月10日~9月12日開催予定の第162回日本獣医学会学術集会(於:つくば)にあわせて開催することが確認された。
3. 会員管理の方法として他学会では、現在の会員情報と会費納入状況が記載された紙が会誌送付時に同封され、住所や所属が変わった場合に連絡を、会費未納の人には納入を促すようになっていることが報告された。学会事務局でも実施を検討することが確認された。
(2019年3月 文責:松本 淳)