2015年9月21日
平成25年度第2回日本獣医寄生虫学会評議員会・総会議事録
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日時:平成25年9月21日(土)16:30~17:30
場所:岐阜大学 地域科学部・第3会場
評議員会・総会に先立ち、板垣理事長より今井壯一先生に対し、名誉会員之証が授与された。
報告事項:
1.庶務関係について(庶務担当理事 河津)
1)平成25年第1回理事会議事録および平成25年第1回総会議事録について報告と説明があった。
2)平成25年度上半期(平成25年1月1日~6月30日)会計報告、収支決算についての説明があり、会計幹事松本安喜先生(東京大学)による監査報告があった。
3)平成25年1月1日~8月31日までの会員動向について説明があった。
2. 日本獣医学会関連事項
1)日本獣医学会理事会報告(日本獣医学会理事 猪熊)
日本獣医学会理事会議事内容について、猪熊理事に代わり今井壯一先生(日本獣医学会理事)より説明があった。第158回学術集会は北里大学にて開催される旨、報告があった。
2)日本獣医学会分科会長報告(理事長 板垣)
20日(金)に開催された分科会長会議の議事内容について、以下のとおり報告があった。
①現行のプレナリーセッションを廃止し、平成27年度より獣医学奨励賞(仮)を新たに設置する。受賞者は書類審査にて決定される。
②学術集会開催期間中に非所属団体の集会等(日本動物原虫病学会学術集会等)を実施する際は、開催1年前までに日本獣医学会に申請する必要がある。
③JVMS優秀論文賞を設けることが決定された。平成26年以降のJVMS掲載論文について編集者と査読者がスコアを付け、平成26年掲載のすべての論文の中から部門ごとに優秀論文を決定する(スコア順)。0~8編への授賞を予定している。
④新規所属研究団体として野生動物学分科会の設置が決定された。
⑤獣医師会年次大会との連携企画として獣医学会からシンポジウムを企画できる枠があり、この枠を分科会ごとのローテーションで利用する旨、説明があった。日本獣医寄生虫学会として参画予定である。
3)日本獣医学会集会企画委員報告(渉外・広報担当理事 磯部・辻)
委員会開催前につき報告事項は無かった。また、前回の評議員会・総会において未報告事項である、平成25年3月に開催された委員会議事内容(第156回学術集会のプログラム企画、第157回学術集会の準備状況)について報告があった。なお、第157回学術集会開催時には、北海道獣医師会との共同シンポ ジウムが開催される予定である。
4)日本獣医学雑誌編集委員報告(日本獣医学雑誌編集委員 板垣・辻)
19日(木)に開催された日本獣医学雑誌編集委員会議事内容について以下の報告があった。
①平成25年4月より、前編集委員である中井裕先生(東北大学)の後任を辻理事が担当している。
②寄生虫学分野の投稿論文数が増加傾向にある。獣医寄生虫学会員に査読の協力を引き続きお願いしたい。
③優秀論文賞の設置が決定された。
3.編集関係について(編集担当理事 佐藤)
1)獣医寄生虫学会会誌12巻の刊行について
12巻1号の刊行状況について報告があった。原著1編、総説5編、解説1編掲載された。12巻2号については、年内の発行に向けて原稿を募集中である(原著9月末、総説10月末締め切り)。
4. 渉外・広報関係について(磯部、辻)
1)第157回日本獣医学会学術集会・日本獣医寄生虫学会{場所:北海道大学、平成26年9月9日(火)~12日(金)}
第157回日本獣医学会学術集会・日本獣医寄生虫学会開催アンケート回答内容について説明があった。例年通り、理事会、一般講演、評議員会・総会を予定している。
5.教育問題について(教育委員会担当理事 堀井・野中)
1)寄生虫病学共通テキストの進捗状況について(配布資料)
コアカリ準拠教科書・寄生虫病学共通テキストについて、すでに提出いただいた原稿の編集作業が行われ、今後校正刷りが配布される予定である旨、報告があった。また、テキストに掲載する写真について、配布資料のリストに記載の寄生虫について写真が不足しているため、提供いただきたい。テキストは年内また は年度内(平成26年3月まで)に刊行予定である。
審議事項:
1.日本獣医寄生虫学会会則の改訂について(板垣・河津)
日本獣医寄生虫学会会則および内規の改訂について説明があり、審議・承認された。
2.平成25年度上半期決算、事業報告及び25-26年度予算案、事業計画の承認(板垣・河津)
平成25年度上半期決算、事業報告及び25-26年度予算案、事業計画について説明があり、審議・承認された。
3.第157回日本獣医学会学術集会(北海道大学)企画について(磯部・辻)
一般講演ではポスター発表を実施せず、口頭発表のみ実施する旨、説明があった。学術集会最終日(平成26年9月12日(金))は午前中で終了する予定である。また、開催予定の日本獣医寄生虫学会国際シンポジウム(案)について、Dr. Theo Schetters (MSD-AH, Netherlands)、Dr. Steven G. Reed (Infectious Disease Research Institute, Seattle, Washington, USA)、Dr. David Odongo (International Livestock Research Institute/University of Nairobi, Kenya)の3名に講演を依頼済みである旨、報告があった。坪井敬文先生(愛媛大学)に講演依頼予定であり、合計4名の講演者にてシンポジウムを開催する旨、説明があった。以上について、審議・承認された。
4.第5回獣医寄生虫奨励賞について(磯部・辻)
応募要項について説明があり、承認された。
5.名誉会員の推薦(板垣)
日本獣医寄生虫学会名誉会員選出に関する内規(案)について、第2条1)「…運営に多大な貢献のあった65歳以上の会員。」、第3条「…該当し、会員から推薦された者のなかから…」という文言への変更が提案され、審議・承認された。
その他:
1.平成26年6~9月に次期理事選挙が行われる予定であり、学会ホームページおよびメーリングリストにて情報を配信する旨、河津理事より説明があった。
2.第157回学術集会(大会長:伊藤茂男先生)の開催について、片倉先生(北海道大学)より案内があった。
当日配布資料:
1.寄生虫病学共通テキストへの写真提供依頼