2023年9月6日

2022-2023年度 第1回日本獣医寄生虫学会理事会 議事録


日時:2022年9月5日(月)16:00〜18:00
場所:Zoomを用いたオンライン開催
出席者:河津(議長)、野中、浅川、加藤、佐藤(宏)、佐藤(雪)、西川、松本、横山、吉田、増田(庶務委員)、平(オブザーバー)


確認事項:
1.2021-2022年度 第2回理事会 議事録の確認をおこない、異議なく承認された。

2.第165回日本獣医学会学術集会 寄生虫分科会優秀発表賞の選考委員と選考方法について野中副理事長から説明があった。また、分科会口頭発表の終了後(9月7日)に開催予定である選考委員会についての連絡があった。
(補足)
① 選考委員が共同演者となる場合、その演題については選考をしない。
② 選考規程(申し合わせ)について、各選考委員による評価結果(総合評点)の平均を基準として受賞候補者を選考する。

報告事項:
1.2021年8月1日~2022年7月末日までの会員動向と会費納入状況について庶務担当理事(松本)から報告および説明があった。

2.日本獣医学会分科会長(河津)
日本獣医学会 所属団体長会議(9月9日13時から開催予定)の終了後に、分科会に関わる内容をメールにて連絡することが報告された。

3.日本獣医学会理事(野中)より、以下の5点について報告があった。
1)2022-2023年度所属研究団体の事業計画および収支予算案について、一部修正のうえ承認されたことが報告された。
2)学術集会優秀発表賞(寄生虫分科会)の受賞者に授与する賞状の文面案について、承認されたことが報告された。
3)所属研究団体予算書の様式について、以下の通り一部改訂があったことが報告された。
① 支出額合計が繰越金額を下回る場合、所属研究団体費の予算計上はできないこと。
② 表彰関連費の項目が削除されたこと。
③ 謝金の支払いの上限額は税金(所得税源泉徴収10.21%)を含む金額にすること。
4)会費滞納者について、3年以上の滞納者については会員資格喪失(退会措置)として処理することが報告された。また、会員資格を喪失した場合の再入会は、未納分の会費を支払った後に認められることが説明された。
5)第167回 日本獣医学会学術集会司宰機関が帯広畜産大学に決定し、開催期間は2024年9月10〜12日であることが報告された。

4. 日本獣医学会 集会企画委員(吉田)
第165回 日本獣医学会学術集会において若手ゼミナール・シンポジウム「駆虫薬とその応用」(9月6日)と一般演題発表(9月6日・7日)を予定通り開催すると報告があった。また、若手ゼミナール終了後に日本獣医寄生虫学奨励賞の授賞式を執り行うことが報告された。

5.日本獣医学会雑誌 編集委員(西川)
JVMS編集委員会が9月6日に予定されており、その内容については9月7日開催の評議員会・総会にて報告予定。

6.学会誌編集関係について、担当理事(佐藤(雪))
日本獣医寄生虫学会会誌21巻が1・2合併号として発刊予定であることが報告された。また、引き続き積極的な投稿の呼びかけをお願いしたいとの説明があった。

7.渉外・広報関係について、第165回学術集会事務局(麻布大学, 平)より、参加者・発表者数について報告があった。また、会期終了後1週間は発表の動画がオンデマンドで視聴が可能であることが説明された。

8.教育関係について、教育担当理事(横山)より、以下の報告があった。
1)疾患名用語集の改訂をおこなっていることが報告された。
2)改訂・修正後のコアカリキュラムとvetCBTに出題される問題との対応確認作業をおこなっていることが報告された。

審議事項:
1.事業報告および決算報告について(松本)
1)2021-22年度日本獣医学会・寄生虫分科会の事業報告および決算報告がなされ、異議なく承認された。9月7日15:00からオンライン開催される総会に上程することが認められた。
2)2021-22年度日本獣医寄生虫学会の事業報告および決算報告がなされ、異議なく承認された。9月7日15:00からオンライン開催される評議員会・総会に上程することが認められた

2.事業計画および予算について(松本)
1)2022-23年度日本獣医学会・寄生虫分科会の事業計画および予算について、意義なく承認された。9月7日15:00からオンライン開催される総会に上程することが認められた。
2)2022-23年度日本獣医寄生虫学会の事業計画および予算について、意義なく承認された。9月7日15:00からオンライン開催される評議員会・総会に上程することが認められた。

3.新名誉会員の推薦について(河津)
日本獣医寄生虫学会名誉会員選出に関する内規の第2条(選出基準)に基づき、名誉会員として板垣 匡博士(元岩手大学教授)を9月7日15:00からオンライン開催される評議員会・総会に上程することが認められた。

協議事項:
1. 日本獣医寄生虫学会 奨励賞 について(吉田)
若手研究者を支援する奨励賞としてはじまった日本獣医寄生虫学会 奨励賞だが、近年、ある程度の研究業績を有する研究者を表彰する顕彰制度になっていることに関して、賞自体の在り方や選考基準について意見交換がなされた。現行の制度とは別に、奨励目的の顕彰制度を新設も考慮に入れて審議を継続していくことで合意した。なお、第14回の日本獣医寄生虫学奨励賞については現行の方法で公募・審査を行うことで合意した。

その他:
1. 次期常任理事選挙について(松本)
次期常任理事選挙が2023年5月初旬から6月末にかけて実施されることが報告された。また、今回の選挙より、選挙人及び被選挙人の名簿の告知とその意義申し立ての期間(3月下旬から4月下旬)を設けることが報告された。

2.2022-2023年度 第2回理事会の開催日程について、第92回日本寄生虫学会大会(2023年3月30〜31日、於:金沢)に合わせて開催することが確認された。

(文責:松本 淳)